【医師監修】糸リフト(スレッドリフト)とは?期待できる効果や持続期間、気になるダウンタイムまで徹底解説
2026/06/17
芦屋の美容外科・美容皮膚科「ヒュークリニック芦屋 – Hu CLINIC ASHIYA – 」院長 安東です。
加齢とともに気になり始める、ほほのたるみ、ほうれい線、フェイスラインの崩れ。これらのお悩みを、メスを入れずに劇的に改善できる治療として人気を集めているのが「糸リフト(スレッドリフト)」です。
結論からお伝えすると、糸リフトは「即効性のあるたるみ引き上げ」と「将来のたるみ予防」を同時に叶えられる、非常に効率的なエイジングケア治療です。
本記事では、糸リフトの基本的な仕組み、期待できる具体的な効果、糸の種類や持続期間、そして施術前に知っておくべきダウンタイムやリスクについて、基礎知識を分かりやすく解説します。
1. 糸リフト(スレッドリフト)の基本的な仕組み
糸リフトとは、医療用の特殊な糸を皮膚の下(皮下組織)に挿入し、内側からたるんだ組織を引き上げる切らないリフトアップ治療です。
使用される糸の多くには、「コグ」と呼ばれる小さなトゲ(突起)がついています。このトゲが皮下組織にしっかりと引っかかることで、下へと垂れ下がってしまった脂肪や皮膚を元の正しい位置へと引き上げ、固定することができます。
また、現在主流となっている糸は、数ヶ月から数年かけて体内にゆっくりと吸収される「溶ける糸」です。糸が体内に残らないため安全性が高く、繰り返し治療を受けられる点も大きなメリットです。
2. 糸リフトに期待できる「2つの大きな効果」
糸リフトの効果は、施術直後の「目に見える変化」だけではありません。時間の経過とともに現れる美肌効果の2段階でアプローチします。
① 即効性のあるリフトアップ・小顔効果
施術直後から物理的に組織を引き上げるため、その場で以下のような変化を実感していただけます。
- ほうれい線やマリオネットライン(口元のシワ)の改善
- もたつきがちなフェイスライン(顎ライン)のシャープ化
- ほほの位置が高くなることによる、若々しい印象への変化
② 肌質改善(コラーゲン生成)と将来のたるみ予防
糸が皮下組織に挿入されると、体が「異物が入ってきた」と認識し、糸の周囲を修復しようとする働き(創傷治癒反応)が起こります。これにより、肌のハリや弾力を生み出すコラーゲンやエラスチンの生成が大量に促されます。
糸が溶けた後も、このコラーゲンの網の目が肌を内側から支え続けるため、肌のうるおいが増し、将来的なたるみを予防する効果が長く続きます。
3. 糸の素材と持続期間の目安
糸リフトの持続期間は、使用する糸の「素材」によって異なります。クリニックで一般的に扱われている代表的な3つの素材を比較しました。
| 素材名 | 特徴 | 効果の持続期間 |
| PDO(ポリジオキサノン) | 医療用の手術で古くから使われる素材。柔軟性があり、コラーゲン生成力が高い。 | 約6ヶ月〜1年 |
| PLLA(ポリ乳酸) | 少し硬さがあり、引き上げ力が強い。ゆっくりと吸収されるため長持ちしやすい。 | 約1年半〜2年 |
| PCL(ポリカプロラクトン) | 最も新しく、しなやかで痛みが少ない。非常にゆっくり溶けるため長期的な効果が期待できる。 | 約2年〜3年 |
💡 「効果の持続」と「糸が溶ける期間」の違い
「糸が1年で溶ける=1年で完全に元に戻る」という意味ではありません。糸自体が消えた後も、周囲に生成されたコラーゲンが組織を支え続けるため、実際の引き上げ・維持効果は糸の寿命よりも長く持続します。
4. 糸リフトのメリットと知っておくべきリスク(ダウンタイム)
ダウンタイムが短いことが特徴の糸リフトですが、医療行為である以上、一定のリスクや副反応が存在します。これらを事前に理解しておくことが、失敗しないクリニック選びの第一歩です。
メリット
- メスを使わない: 髪の毛の生え際などから細い針を使って糸を入れるため、顔の表面に傷跡が残りません。
- ダウンタイムが短い: 切開するフェイスリフト手術に比べ、圧倒的に回復が早いです。
- HIFU(ハイフ)との相乗効果: 切らないたるみ治療であるハイフと組み合わせることで、外側と内側の両面からさらに強力なたるみケアが可能になります。
リスク・副反応(ダウンタイム)
仕上がりの凹凸(一時的): 強く引き上げた部分が一時的に凹んで見えることがありますが、多くの場合は1〜2週間で周囲の組織と馴染み、なめらかになります。
腫れ・内出血(期間:数日〜1週間程度): 多少のむくみ感や、針を刺した部分に小さな内出血が出ることがあります。メイクで隠せる程度であることがほとんどです。
ひきつれ感・違和感(期間:1週間〜2週間程度): 口を大きく開けたときや、笑ったときにピキッと引っ張られるような違和感が生じることがあります。これは糸が馴染むにつれて自然に消消失していきます。
5. まとめ:自然で確実なたるみケアはHu CLINICへ
糸リフトは、単に「お顔を引き上げる」だけでなく、数年後のご自身の肌をたるみから守るための優れた投資でもあります。
ただし、理想のフェイスラインを実現するためには、お一人おひとりの脂肪の付き方やたるみの度合いに合わせて、「適切な素材の糸を、最適な本数、正しい層に挿入する」という医師の高度な技術とデザインセンスが不可欠です。
Hu CLINICでは、不自然なひきつれを起こさない「ナチュラルで美しい仕上がり」を第一に、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの施術をご提案しております。たるみが気になり始めた方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。
【本記事の監修医師】
「ヒュークリニック芦屋 – Hu CLINIC ASHIYA – 」院長 安東
【PROFILE】
- 兵庫県芦屋市⽣まれ
- 六甲学院⾼校卒業
- Hongik University School of Design (弘益⼤学美術学部) (韓国ソウル)
- Pusan National University School of Medicine(釜⼭⼤学医学部)(韓国プサン)卒業後、韓国の複数の救急病院での勤務を経験
- 福岡徳洲会病院、九州⼤学病院、国⽴病院機構九州医療センターなど勤務
- 大手美容外科神⼾院院⻑・技術指導医就任
- Wクリニック梅⽥院院⻑
- エールクリニック⼼斎橋勤務
所属学会:
- ⽇本美容外科学会
- ⽇本抗加齢医学会
- ⽇本東洋医学会
- ⽇本精神神経学会
資格:
ジュビダームビスタ バイクロス 認定医
⽇本・韓国 両国 医師免許取得
精神保健指定医
ジュビダームビスタ 認定医
ボトックスビスタ 認定医